【2023年最新】高卒就職でおすすめの業界・業種10選!会社の選び方や将来性のある仕事も
高校卒業後に就職を考えているあなたは、
「自分に合った業界・業種がわからない」
「どうやって就職先を選べば良いの?」
と悩んでいることでしょう。
高卒就職では就職後のミスマッチにより離職する人が多いです。業種や職種について何も考えずに就職をしてしまうと後悔する可能性が非常に高いんですよね。
ただ、
「じゃあどうやって職種を選んだらいいの?」
「どんな職種があるの?」
と疑問に思ってしまいますよね。
そこで今回は、あなたに向いている会社を選ぶポイントと、高卒就職におすすめの業界や業種をご紹介します。
いち早く業界や業種について知りたい人は、以下のボタンからジャンプできます。
高卒就職での会社選びのポイント
冒頭でも説明したとおり会社選びは重要です。会社選びを間違えると、就職後に早期退職する可能性が高まるからなんですね。
例えば「思っていたのと全然違う」「やりたい仕事ができない」など不満が溜まり続かなくなってしまうんです。
では、どうやって高校卒業後の就職先を選べばいいのでしょうか?
一番大事になるのは会社選びよりも『自己分析』です。自己分析で自分の強みや弱み、大切にしている価値観を理解、整理することで、あなたが将来どんな仕事をしたいのか、明確になるからなんですね。
自己分析については、以下の記事で紹介しているので、まだ行なっていない方は参考にしてみてくださいね。
自己分析の内容をもとに以下4つの選ぶポイントを基準に選ぶといいでしょう。
- ポイント①:自分のやりたいことから選ぶ
- ポイント②:自分のできることから選ぶ
- ポイント③:職場環境や条件をよく見て選ぶ
- ポイント④:将来身につけたいスキルから選ぶ
上記の内容だけだと理解できないと思うので、それぞれ順番に解説していきますね。
ポイント①:自分のやりたいことから選ぶ
自分のやりたいこと、すなわち興味のあることから会社を選びましょう。なかには「生活のためにお金を稼げるならなんでもいい」と考えている人もいるかもしれません。
ただ、多くの時間を仕事に費やすことになるため、特に興味のない業界や業種だと、次第に辛く感じるようになってしまいます。
あなたがやりたいことを仕事にするために、興味のあることから仕事を選ぶのが大切です。
例えば、『服を作る仕事』や『食品を販売をする仕事』など明確なものでなくとも、『多くの人と話せる仕事』『0からものづくりができる仕事』など大雑把でも構いません。
なぜやりたいと感じているのかを掘り下げて、共通点のある仕事できる業界・業種を探してみましょう。
ポイント②:自分のできることから選ぶ
やりたいことが特にない人は、自分にできることから探すのもおすすめです。できることと言っても、特別なスキルでなくとも問題ありません。
『話すのが得意』など今の自分にできることが何か探してみましょう。探すのが難しければ、身近な人に聞いてみるのも一つの手段です。
自分の強みや良いところを聞いてみることは、自分の自覚していない新たな一面を知れるいい機会になるかもしれません。
ポイント③:職場環境や条件をよく見て選ぶ
会社に入社すると、誰しも何かしら、理想と現実のギャップを感じるものです。
ギャップをなるべく少なくするために、働き方や人間関係、福利厚生、待遇など、条件面もなるべく詳しく調べましょう。
学校に来る募集要項や、ネット上の求人情報だけでなく、公式HPやSNSなどから、自分が働くイメージを明確にすることが大切です。
その中で、自分の理想の働き方を考えてみましょう。
「たくさん仕事をして早く成長したい」「趣味の時間も大事にしたい」など人それぞれに合った会社があるはずです。
ただし、あまりにも理想が高すぎると選択肢となる会社が見つからない可能性もあります。
- 譲れない条件
- あれば嬉しい条件
といったように、優先順位を作ると会社を調べやすいのでリストアップしてから情報を集めましょう。
ポイント④:将来、身につけたいスキルから選ぶ
高卒向けの求人では『未経験歓迎』といった、入社後の研修や業務上でスキルを身につけていく仕事が多いです。
キャリアを積み上げていく中で、どんなスキルを身につけたいかも考えてみましょう。
短期的なことだけでなく、5年、10年といった長期的な視点であらかじめ選んでおくと、後々後悔する可能性は低くなります。
また、いずれは転職をしたくなる時期が来るかもしれません。
年齢が高くなればなるほど即戦力としてのスキルが求められるので、今後のキャリアや身に付くスキルも会社を選ぶ上で重要な視点となります。
高卒就職のおすすめ業種5選
ここでは高卒で就職する上で採用されやすい、おすすめの業種を5つ紹介します。
紹介するのは、以下の5つの業界です。
- IT業界
- アパレル業界
- 介護・福祉業界
- 建設業界
- 公務員
各業界ごとに特色や必要とされるスキルを紹介するので、自分に合った業界を探す参考にしてください。
1. IT業界
IT業界は近年急成長をしている業界の一つで、事業拡大に伴い、人材不足が課題としてあげられます。
そのため、若手人材の採用を、積極的に行なっている会社も多くあるのが実状です。
IT業界といっても事業内容は幅広く、
インターネット・WEB業界 | WEBサイトやネット広告、EC 、SNSなどのサービスを提供 |
ハードウェア業界 | PCやデバイスなど目に見える機械を取り扱う |
ソフトウェア業界 | ソフトウェアやアプリなどプログラミング開発に関わる |
情報処理サービス業界 | 企業向けに、システムを企画・設計・開発・運用を行う |
など多岐にわたります。
同じ業界内にも、開発を担うプログラマーだけではなく、コンサルタントや営業など職種の種類も様々です。
IT業界で必要なスキルのうち、代表的なものに以下があります。
- 論理的思考力
- プログラミングスキル
- コミュニケーション力
- マネジメントスキル
自分に合った職種で、若いうちにスキルを身につけ、キャリアアップをしていくことも可能なのがIT業界です。
ただし、技術の進歩が早く、常に勉強を続けなければいけない業界でもあります。ITが本当に好きであることも、必要な要素のひとつです。
アパレル業界
アパレル業界は、募集する職種にもよりますが、高卒や学歴不問の求人が多い業界です。
ファッション好きな人にとっては、自分に身近な興味のあるものを仕事にできるチャンスがあるといえます。
職種は主に2つに大別され以下のものがあります。
販売職 | 接客販売を行なう |
総合職 | 企画や営業、生産など接客販売以外の仕事 |
販売職は特に高卒でも目指しやすい一方で、総合職は大卒以上が求められることもあるため、会社の選択肢は少ないかもしれません。
主に必要とされるスキルは、以下のようなもので特に販売職については、お客さんと直接応対するため高いコミュニケーション力が重視されます。
- コミュニケーション力
- ファッションに関する知識
もし高校在学中に、接客のアルバイト経験があるのならば、実務に直接生かすことが可能で、面接時にアピールできます。
人と話すのが得意で、自分の好きなファッションの魅力をお客さんに伝えたい人にとっては、モチベーション高く働けるのではないでしょうか。
介護・福祉業界
介護・福祉業界は、高齢化社会においてなくてはならない業界です。介護には体力を必要とし、若手人材の需要が高く、高卒から目指しやすいと言えます。
仕事の中には、資格が必要なものもありますが、資格を持たずとも就職できる仕事は多くあります。
ここでは代表的な働き方を2つ紹介します。
施設サービス | 老人ホームやデイサービスでの介護を行う |
訪問介護 | 通称ホームヘルパー。自宅を訪ねて介護サービスを行う |
働きながら、資格取得をサポートしてくれる会社もあるので、働きながらスキルアップを目指したい方は、資格取得支援制度が用意されているところを選ぶことをおすすめします。
介護・福祉業界で求められるスキルは以下があります。
- コミュニケーション力
- ストレス耐性
- 体力
介護・福祉業界は人がいる以上、ニーズがなくなることはなく、安心して働けるのも特徴のひとつですね。お年寄りと話すのが好きな方や人の生活をサポートし、人と接するのが好きな方にはおすすめです。
建設業界
人材不足が深刻であり、未経験の高卒向け求人が多数あるのが建設業界の特徴です。学歴よりも実力が重視され、未経験でも現場でスキルを培っていくことができます。
特にものづくりが好きな人にとっては、一つの現場が完了した時は、やりがいを感じることができるでしょう。
建設業界といえば、肉体労働がメインとなり、体力のある若手が求められる仕事です。しかし、肉体労働ばかりというイメージが持たれますが、それ以外の仕事も存在するので紹介します。
現場職 | 主に肉体労働 |
事務職 | 材料費や人件費など予算の管理などを行う |
管理職 | 工事の施工計画を作成、安全管理などのマネジメント |
建築業界では主に以下のスキルが必要とされます。
- コミュニケーション力
- ストレス耐性
- 体力・筋力
建築業界では、若手からベテランまで、幅広い年代の人が同じ職場で働いており、様々な人とのチームワークが必要とされます。また、建築や土木の需要は常にあるので、一度手に職をつけることができれば、長期的に活躍できる仕事になります。
公務員
公務員は、安定感のあるイメージが強く、高卒からも人気の職業です。
利益を追求する会社とは異なり、地域の住民や国民のために働くため、社会や人の役に立ちたい気持ちが強い方にはおすすめ。
仕事で上げた成果が、直接給料に反映されることはありませんが、年功序列を基本として、堅実に安定した収入を得ることができます。
公務員には、以下のものがあり、それぞれ公務員試験に合格する必要があります。
- 地方公務員
- 国家公務員
一般の就職活動とは異なるので、特別な対策が必要ですが、大卒以上といった学歴の要件がないことは魅力のひとつですね。
主な仕事として、下記のとおりです。
一般行政職 | 事務作業を中心に行う |
技術職 | 電気、機械、土木、化学などの専門職 |
公安職 | 警察官、消防官、自衛官 |
事務職の募集が多いですが、どれも、多くの人の生活を支えるやりがいのある仕事に携わることができます。
高卒就職におすすめの職種5選
ここからは、より具体的な職種について紹介します。いまから紹介するのは以下の職種です。
- 営業職
- 接客・販売職
- プログラマー職
- 事務職
- 介護職
職種の概要から、向いている人の特徴まで紹介するので、自分自身に当てはめてチェックしてみてくださいね。
営業職
商品・サービスを企業や個人に売り込むのが営業職の仕事で、あらゆる業界に欠かせません。取り扱う商品やサービス、販売する企業・個人など、必要とされる知識やノウハウは会社によって異なります。
ですので、営業職の中でも、さらに自分の向いている業界を見つけるのもポイントです。また、コミュニケーション力の高さが重視され、実力主義なのがこの職業の特徴です。
会社によっては、インセンティブ制度を導入しており、売上成績によって給与が大きくプラスされることもあるのが、魅力のひとつと言えます。
営業職には以下のような人が向いています。
- 人と接するのが得意な人
- 目標のために分析し、解決策まで考えられる人
- 体力のある人
- ストレスに強い人
営業職に、高度なコミュニケーション力が必要なことはいうまでもありません。また、仕事の中で自分が目標をどれだけ達成しているか数字に表れやすい職業です。
目標達成のために試行錯誤をし、結果につなげることのできる行動力が大切とされます。ときには、お客さんに「NO」と言われ結果が出ないこともあると思います。そのストレスを乗り切る強い精神力も重要な要素の一つです。
接客・販売職
アパレルや飲食など店舗での販売員は、お客さんと接する機会が多い職業です。お店に訪れるお客さんの要望に応えたり、おすすめをしたりと、商品や業界に対する深い理解が求められます。
また、販売業務だけではなく、在庫管理や店舗内のディスプレイ変更などお店に関する業務全般を行います。もし高校時代に接客のアルバイト経験があれば、直接実務に活かせ、面接では良いアピールポイントとなるのも良い点です。
接客・販売職には以下のような人が向いています。
- 人と話すのが好きな人
- その場に応じた対応など、主体的に動ける人
- 自分のすすめたい商品のある人
接客・販売職は学歴を重視しないことも多く、その人から受ける印象やコミュニケーション能力を評価されます。人と話すことが好きで、お客さんに対するとっさの対応ができるような、主体性を持った人にはおすすめの業種です。
プログラマー職
プログラマーは、未経験対象の求人が多い職業です。主な仕事は、仕様書をもとにプログラムを構築し、ソフトウェアやWebサイト、アプリを作成するなど多岐に渡ります。
研修が充実している会社も多く、数ヶ月の研修期間ののち、現場に投入されるケースも珍しくありません。
とはいえ、プログラマーに関する知識はインターネット環境があれば、誰でも学べるので、全く知らない状態で面接に行っても、良い印象は得られない可能性が高いです。もし興味があるのならば、まずは自分で学んでみてから挑戦するのが、就職への近道と言えます。
プログラマー職には以下のような人が向いています。
- 論理的に考えるのが得意な人
- 新しい技術が好きで、情報をキャッチアップできる人
- スキルを学び続けることができる人
プログラムに関する情報は、時代に左右されることが多く、トレンドの移り変わりが早い分野です。常に新しい情報を集め、学ぶことができる姿勢が必要とされます。システムを開発したい方や、新しいもの好きの人にとってはおすすめの職業です。
事務職
どんな事務職は、会社にも採用がある職業です。自分の興味にあった業界で働くことができます。
仕事内容は、パソコンを使ったデスクワークだけでなく、電話対応、来客対応など社内で発生するあらゆる作業を担います。
経験不問や学歴不問といった求人も多いですが、Word、Excelなどパソコン作業を得意とする人は特に重宝されます。パソコンスキルを証明する資格を持っていると、より有利に就活を進めることができるはずです。
事務には以下のような人が向いています。
- 細かい作業をコツコツできる人
- さまざまな人と円滑にコミュニケーションをとれる人
- パソコンでの作業が得意な人
毎日のルーティンワークが多い側面もあるので、コツコツと仕事をこなせることが、必要とされます。会社によっては、複数の部署をまたいだ円滑なコミュニケーションを取り会社を裏で支える役割もあります。
パソコンを扱え、ルーティンワークをこなせる人にはおすすめの職業です。
介護職
介護職は、高齢化社会では、ますますニーズが高まっていく職業です。高齢者や障害者の方をサポートするのが、主な仕事内容となります。
未経験を募集していることが多く、仕事内容によっては資格が必要なものもありますが、働きながら資格取得を目指せる職場も多いです。
介護職には以下のような人が向いています。
- 人をサポートしたい人
- 人との距離感を測るのが得意な人
- 相手のペースに合わせて行動できる人
人のために行動したい、と思える人におすすめの職業です。介護中は、相手の体を支えるなど、体力を必要とされる機会もあります。相手の微妙な変化に気づき、サポートできるような人は一度、看護職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
高卒就職でも将来性のある業種や職種は?
高卒から就職しやすく、将来性を考えるならばIT業界がおすすめです。
現代ではどんな分野でも何かしらのIT技術が使われ、今後もより必要とされていくと予想されます。そのため、人手不足が課題として挙げられており、求職者の需要が尽きることはありません。
また、プログラマーなどは、新卒でなくとも、異業種から転職を希望する人も多い業種です。そういった転職が行われるケースが珍しくない以上、未経験にも寛大な業界であるともいえます。
ITの中にも、医療、金融、エンタメなど会社ごとに専門性は異なるため、自分の興味のある分野から『IT分野であること』を条件として、情報収集するのも、将来性のある会社へ就職するための一つの方法です。
もし就職する業界に悩みがあるのならば、まずはIT業界から調べてみてはいかがでしょうか。
高校新卒の為のお仕事情報サイト、U:storyでは、プログラマー募集をしている企業も掲載しています。未経験からIT業界で活躍するチャンスはあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、U:storyに会員登録をした方限定で、適性検査をすることができます。適性検査の結果に応じて、企業からオファーメールが来ることもあるので、就職活動をスムーズに進められますよ。会員登録は、下記ボタンをクリック!
まとめ
この記事では、高卒就職で会社を選ぶときのポイントを紹介し、実際のおすすめの業界・業種を紹介しました。
会社選びのポイントは、以下の4つです。
- 自分のやりたいことから選ぶ
- 自分のできることから選ぶ
- 職場環境や条件をよく見て選ぶ
- 将来身につけたいスキルから選ぶ
自己分析を行ない、その結果から会社選びを行うことで、自分に合った会社を見つけることができるはずです。
就職をしようと考えているが、どの業界で働くか決めていない高校生の方は、ぜひこの記事を参考に、今後の情報収集に役立ててくださいね。
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