【NG例も紹介】高卒面接に着ていく服装のマナーと着こなすポイント
高校生の就職面接には、どのような服装で行けばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
アルバイトの面接しか経験したことがない高校生からすると、正社員面接の服装は悩んでしまいがちですよね。
面接では、第一印象がとても重要になるため、適切な服装でなければ評価が下がってしまいます。服装で評価を悪くしないためにも、面接にふさわしい服装を理解しておきましょう。
そこで今回の記事では、高卒面接に着ていく服装のマナーや着こなすポイントなどを紹介していきます。
また、印象の良くないNGな服装例も紹介するので、自分の服装と照らし合わせてみてくださいね。
高卒面接の服装は制服が適切!
結論、服装は制服を着用するのが適切です。
制服を着こなすポイントは下記の通りです。
- スカートの丈が極端に短くないか
- ネクタイを緩めていないか
- スラックスを下げていないか
- 制服にしわがないか
- 靴は汚れていないか
普段からネクタイを少し緩めたり、スカートの丈を短くしていたりする方は特に気をつけてくださいね。
経験を積んだ面接官なら、少しの気の緩みでも手に取るようにあなたの性格を見抜けます。
制服がない学校はスーツが基本
面接の服装は制服が適切とはいえ、制服がない学校に通っている方もいるでしょう。
制服がない場合は、スーツを着用しましょう。制服の着こなし同様に、下記の点を参考にスーツを正しく着こなしましょう。
- スカートの丈が極端に短くないか
- ネクタイを緩めていないか
- スラックスを下げていないか
- スーツにしわがないか
- 靴は汚れていないか
記事の後半では、身につける服装のポイントも紹介していくので、あわせてチェックしてみてくださいね。
服装の指定がない場合も制服やスーツが基本
面接時の服装指定がなければ、何を着ていけばよいのか迷ってしまいますよね。
服装に指定がない場合は、制服がある学校に通っている方は制服を着用し、制服がない方はスーツを着用しましょう。
服装に指定がないからといって、私服で行くのではなく、制服やスーツなどの正装で行きましょう。
こんな服装はNG!高卒面接で印象が良くない例
ここからは、高卒面接で印象が良くない服装例を3つ紹介します。
どれも、ついやってしまいがちな着こなし方になるため、自分が当てはまっていないかどうかを確認してみてください。
NG1.華美な格好
基本的には、制服もしくはスーツの着用が一般的です。
制服を正しく着用していたとしても、派手な時計やピアス、ネックレスなど華美なアクセサリーを身につけていると悪目立ちしてしまいます。
シンプルな時計を除いて、アクセサリー類や派手な靴、カバンなどは、控えましょう。
NG2.制服の着こなし方がだらしない
制服を着用するからとはいえ、下記のような着こなし方はNGです。
- スカートの丈が極端に短い
- ネクタイを緩めている
- スラックスを下げている
- スーツにシワや汚れがある
着こなし方がだらしないと、面接官からの印象が悪いです。
普段から緩みがちな着こなしをしている方は、特に気をつけてくださいね!
NG3.清潔感がない
清潔感がないのも印象が悪く、面接の評価が下がります。例えば、下記のような点があげられます。
- 髪が目にかかっていたり、ボサボサ
- 髭が伸びている
- 靴に汚れがついている
- 服装のシワやほこりが目立つ
事前に洗髪したり、手入れをしたりしていれば、評価を下げずに済むポイントです。
面接では清潔感を意識した、髪型や服装を目指しましょう。
高卒面接に着ていく服装を着こなすポイント3選
上述した制服やスーツを着こなすポイントだけではなく、そのほかにもいくつかあります。具体的には下記3点です。
- 全身のバランス
- 清潔感を意識する
- TPOをわきまえた服装
上記のポイントを意識し、制服やスーツを着用してみてください。
服装のポイント1.全身のバランス
服装は全身のバランスを考えて、着こなしましょう。面接官は、応募者ひとつひとつのアイテムに目を光らせているわけではありません。
そのため、どれだけ制服やスーツを正しく着こなせていても、ネクタイや靴だけがカジュアルだと一部だけ浮いて見えます。
面接での服装を選ぶ際は、悪目立ちする箇所がないようにシンプルな服装を意識しましょう。
服装のポイント2.清潔感を意識
制服やスーツ、シャツにシワやシミがないかを確認しましょう。また、整髪料や汗などの匂いにも気をつけてください。
普段スーツを着用しない学生は、面接前にクリーニングに出しておくことをオススメします。
服装などの身につける物の清潔感だけではなく、髪の毛や髭、爪などにも気を遣いましょう。
下記のポイントをチェックしながら、清潔感を意識してみてくださいね。
- 制服:ほこりなどの汚れはないか、しわになっているところがないか
→しわになっているところはアイロンがけをしておきましょう! - 靴:土や泥などの汚れはないか
- 靴下:綺麗なものか
→椅子に座ったときに意外と目に付くのが靴下です!できるだけ綺麗なものを履きましょう。 - 髪:前日に洗髪し、整えておきましょう
服装のポイント3.TPOをわきまえた服装
TPOとは、「時と場所によって服装や言葉を使い分ける」という意味があります。
そのため、面接での服装に迷った時は、ビジネスの場にふさわしい服装かどうかを一番に考えましょう。
時計などのアクセサリー類を身につける際は、派手にならずシンプルな物を選ぶのがベストです。
制服をしっかり着こなしているのに、アクセサリーが派手だと全身のバランスが崩れてしまいます。
服装のポイント1の内容もふまえた上で、TPOをわきまえた服装を意識してみてくださいね。
高卒面接で身につける服装のポイントを解説
大まかに着こなすポイントを理解したあとは、身につける服装の細かなポイントを理解すると更に第一印象が良くなります。
ここからは、スーツやワイシャツの色や柄のポイント、ネクタイを身につける時のポイントなどを解説していきます。
制服やスーツ
冒頭でも紹介しましたが、制服やスーツを着用する際は、下記のポイントをおさえておきましょう。
- スカートの丈が極端に短くないか
- ネクタイを緩めていないか
- スラックスを下げていないか
- しわや汚れがないか
基本的には、上記4点を意識すると、第一印象での評価を落としません。
また、服装のポイント3で紹介したTPOも意識しましょう。自分がおかれている立場と印象は、場面によって変わります。
学生から「かわいい」や「おしゃれ」と思われる身だしなみでも、社会人からはそう思われないこともあります。
社会人から見て、自分の身だしなみはどうなのかをしっかり考えて、身だしなみを整えましょうね。
スーツの色
就職活動用にスーツを新しく買う場合は、色に注意しましょう。基本的には、黒色や紺色、暗めのグレーが適切です。
面接官の印象に残りたいからといって、派手な色のスーツを選ばないようにしてください。
面接にふさわしくない色のスーツを着ていくと、それだけで印象が悪くなりますよ。
スーツの柄
スーツは色だけではなく、柄も気をつけましょう。無地、もしくは目立たない程度のストライプが入ったスーツが適切です。
中には、チェック柄や幅の広いストライプがありますが、面接にはふさわしくないため、NGです。
スーツを選ぶ時は色だけでなく、柄も意識してみてくださいね。
ワイシャツやブラウス
面接では制服やスーツの着こなしはもちろん、ワイシャツやブラウスなど細部の着こなしまで評価されています。
面接で着るべきワイシャツを間違えると、どれだけ正しく着こなせていても、マイナスの印象を与えてしまいます。
基本的には、スーツ売り場で売られているものであれば、問題ありませんが、すべてが就職活動で使えるとは限りません。
面接に合わせた正しいワイシャツの選び方やポイントを知っておきましょう。
ワイシャツやブラウスの色
シャツやブラウスの色は、男性の場合は白色や青色が適切です。スーツを選ぶ時と同じように派手な色は避けましょう。
女性の場合は、白色か淡いパステルカラーがベストです。できるだけ、透け感が少ないブラウスがおすすめですよ。
ネクタイ
男性で、スーツを着用する方は、ネクタイの着用が必須です。ネクタイの色は、青色やえんじ色が一般的ですよ。もちろん派手な色は避けましょうね。
ただし、例外もあります。
応募先企業の「コーポレートカラー」であれば、ネクタイに取り入れても問題ありません。
また、ネクタイの柄は、無地か小紋柄を選ぶのが適切です。
カバン
就職面接の時に、リュックを選ぶのは避けましょう。
なぜなら、せっかく制服やスーツを正しく着こなせても、見た目がカジュアルに見えてしまうからです。
カジュアルに見えてしまうと、「TPOを考えられない人」という印象を与えてしまう可能性もあります。
スクールバッグがあれば、スクールバッグを選びましょう。
カバンを選ぶ際は下記の点を意識してみてくださいね。
- 黒やブラウンなどの落ち着いた色
- 床に置いても自立するもの
スーツに合わせる前提やビジネス用にデザインされたカバンであれば、リュックやトートバッグでも問題ありません。
靴
靴は前日に汚れを落とし、綺麗にしましょう。面接用に新しく購入する場合は、黒、または焦げ茶の革靴が適切です。
靴も明るい色は避けましょう。女性の場合は、黒のパンプスが適切です。
ヒールの高さは5〜7cmくらいを選ぶと、スーツとのバランスがよくなります。
靴下
靴下の色は面接官から見えないと思いがちですが、意外と見えるものです。
靴下の色は黒や濃い紺色の無地なものを選びましょう。
派手な色や柄では、面接の時に見えてしまい、印象の評価を下げてしまいますよ。
髪型
長髪や短髪問わず、目に前髪がかかっている髪型は印象が悪くなります。
事前にカットするか、女性の場合はピンで留めるなどして、さわやかな印象を心がけましょう。
長髪の場合は髪を結んでおくと、面接官の印象は良くなりますよ。
また、生まれつき色素の薄い方を除き、髪色はブラックにしましょう。派手な髪色は華美な印象を与える可能性があります。
時計
時計をつける際は、金属製か黒の革製でシンプルな色が適切です。文字盤が大きな時計やブランドものは派手に見えるのでおすすめしません。
また、Apple WatchやFitbitなどのスマートウォッチもNGです。面接の場には合わないため、身につけないほうがよいでしょう。
アクセサリー
アクセサリーは華美な印象を与えやすいため、着用するのはNGです。
たとえば、ピアスやネックレス、ファッション用の指輪などは印象が悪くなります。
アクセサリーは着けずに、面接をするほうが無難です。
メイク
面接でのメイクは、見た目を整える程度にとどめ、華美な印象を与えるようなメイクは控えましょう。
ラメが入っているアイシャドウや、真っ赤な口紅、濃いマスカラ、濃いチークなどは原則NGです。
また、目元は面接官が最も注視しています。できる限り、派手ではない状態を目指しましょう。
高卒面接の服装は清潔感を意識しよう!
面接において、重要な第一印象。服装に清潔感があれば好印象を与え、第一印象を良くすることができます。
また、服装だけではなく、髪型も清潔感を意識しましょう。
身なりを整えておくことで、明るくさわやかに見えるため、内定に一歩近づきますよ。
ぜひ、今回の記事を参考にしながら、面接の時の服装を整えてみてくださいね。
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