職場見学に行く高校生が覚えておきたいマナー【NGマナーも紹介】
内定をもらうために必要なことのひとつとして、職場見学があげられます。
選考に影響することはありませんが、見学中の態度や身だしなみなども評価の対象にしている企業が多いです。
職場見学でのマナーが守れていなければ、面接官に良くない印象を与えてしまい、選考で不利になってしまいます。
だからこそ、職場見学でのマナーや礼儀などはしっかりしておきたいものですよね。
そこで今回は、職場見学に行く高校生が覚えておきたいマナーについて紹介していきます。NG例も紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
職場見学のマナーについては、U:studyの運営会社である株式会社TomoniSolutionsの山田が以下動画で解説しています!
元民放ラジオ局のアナウンサー・NHKキャスターとして働いていたことがあり、TomoniSolutionsではビジネスマナー講師を担当していますよ!
ぜひ動画もあわせてチェックしてみてくださいね。
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職場見学で高校生がやってはいけないNGマナー例
まずは、職場見学でやってはいけないNG例を紹介します。高校生だけに限らず、社会人になってもやってはいけない例です。
今のうちから、マナーをわきまえて行動できるように準備しておきましょう。
NG1.遅刻する
職場見学に限ったことではないですが、遅刻することは絶対にNGです。
遅刻をしてしまうと、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまいます。最悪の場合は、職場見学に参加できない可能性も出てきます。
自分の評価が下がるだけではなく、企業を知るチャンスも失われるため、大幅に時間を無駄にしてしまいます。
混雑や遅延も考慮し、余裕を持って自宅を出れるようにしておきましょう。
NG2.挨拶や返事をしっかりしない
職場見学の前に、受付を済ませます。その際、きちんと挨拶をしておきましょう。
会社の建物に入った瞬間から、あなたの態度やマナーは見られています。
職場見学中にどれだけ礼儀正しくしていたとしても、受付でのマナーや態度が悪ければ、マイナス評価を与えてしまいます。
受付担当の方に、しっかりと挨拶し、丁寧に採用担当者に取次をお願いしましょう。
NG3.メモを取らない
見学中にメモを取らないことあまり良い印象を与えません。
メモを取らないことによって、職場見学終了後に何を見て、何を学んだのかを忘れてしまいます。
つまり、職場見学に参加した意味がなくなってしまうということです。
また、メモを取ることは、職場見学への本気度や企業への興味をアピールするためにも必要なものです。
しっかりとメモを取ることを意識しましょう。
職場見学が始まる前のマナー
ここからは、職場見学が始まる前のマナーについて解説していきます。具体的には下記3点です。
- 遅刻しないように10分前には到着する
- スマートフォンの電源は切っておく
- しっかり挨拶をする
まだ職場見学が始まっていないからといって、油断してはいけません。
職場見学前の段階からマイナス印象を与えてしまうと、評価が一気に下がります。受付から気を抜かないように意識しましょう。
遅刻しないように10分前には到着する
NG例でも紹介したように、遅刻はNGです。
そのため、10分前には職場見学の会場や受付に到着するようにしましょう。
10分前であれば、職場見学開始前にお手洗いや企業情報の確認をする時間が取れます。事前に、会場までの地図を見て、道のりを把握しておくこともおすすめですよ。
スマートフォンの電源は切っておく
職場見学が始まる前に、スマートフォンの電源は切っておくかマナーモードにしましょう。
途中で着信音がなってしまうと、見学会をさえぎることになります。また、担当者だけではなく、他の見学生にも迷惑をかけてしまいます。
見学中は、スマートフォンを触らずに見学に集中しましょう。
しっかり挨拶をする
しっかり挨拶することは、基本中の基本です。
挨拶ができていなければ、「常識を知らない人なのかな?」という印象を与え、マイナス評価につながります。
受付の時だけに限らず、廊下で企業の人とすれ違う時にも、しっかりと挨拶をして、礼儀正しく振る舞いましょう。
職場見学中のマナー
職場見学開始までのマナーは大切ですが、見学中のマナーも重要です。
気をつけなければいけないポイントがいくつかあります。見
学中も礼儀やマナーを意識し、好印象を与えられるように過ごしましょう。
立っている時も座っている時も姿勢を正す
職場見学の方法は、各企業によって異なりますが、立っていても座っていても姿勢を正すように意識しましょう。
立っていることが多い職場見学の場合は、後半に疲れる可能性があります。この時も、できるだけ姿勢を正すことが大切です。
姿勢が悪くなってしまえば、採用担当者に「だらしない」という印象を与えるだけではなく、失礼にあたります。
どれだけ疲れを感じていても、良い姿勢をキープし、テキパキ行動し、志望度をアピールしていきましょう。
メモを取る
職場見学中はメモを取りましょう。
NG例でも紹介したように、情報を記録するためだけではなく見学への本気度や企業への志望度が伝わります。
メモを取っていなければ、「興味が薄いのかな」という印象を与えてしまいます。また、職場見学終了後に、感想を求められるケースもあります。
メモを見返すことで、内容の濃い感想を書け、好印象につながりやすいため、メモを取ることを意識しましょう。
下記の記事では、感想文の例文や書き方を解説しています。ぜひ参考にして、感想文を書いてみてくださいね。
https://magazine.u-story.jp/recruit/193/
質疑応答時間は質問をする
職場見学では、質疑応答の時間が設けられたり、最後にまとめて質問時間が用意されていることが多いです。
そのため、採用担当者に好印象を与えるためには、しっかりと逆質問をすることが大切です。
事前に質問内容を準備し、疑問点を解決させていきましょう。質問することで、選考に役立てることができますし、企業に対しての志望熱意も伝わりやすいですよ。
職場見学終了後のマナー
職場見学終了後には気を緩めがちですが、終了後にもマナーがあります。
最後の最後でマイナス評価を与えてしまうのはもったいないことですので、終わったからといって気を抜かないようにしましょう。
職場見学終了後のマナーもしっかり理解し、最後まで好印象を与えましょう!
しっかり挨拶し、感謝を述べる
職場見学前の挨拶同様に、職場見学終了後も挨拶が重要です。
挨拶は、マナーの基本中の基本ですので、見学開始前や終了後に関わらず大切にしましょう。
職場見学を開催するためには、スケジュール組みや会場設営など、さまざまな準備が必要です。
職場見学終了後には、時間を作っていただいたお礼として、感謝の言葉を述べ、社内ですれ違う方には、軽く会釈すると好印象を与えられます。
職場見学した会社の近くで休憩しない
職場見学が終われば、気を緩めて休めたい気持ちになりやすいもの。しかし、会社近辺では休まないように注意しましょう。
なぜなら、まだ見学した会社の社員が見ている可能性があるからです。職場見学には関係がなくても、外出している社員が近くにいる場合も考えられます。
気を緩めて休憩している様子を見られないためにも、すぐに移動することが大切です。
お礼メールを送る
職場見学終了後には、お礼メールを送ることが大切です。
お礼メールを送ることで、より丁寧な印象を与え、企業への志望度の高さをアピールできます。
メールは、できるだけ早く送ることが大切で、可能であれば見学した当日中に送りましょう。終了後にすぐメールを送ることで、採用担当者の記憶に強く印象付けられます。
お礼のメールは採用担当宛に送信し、件名の書き方や宛先の書き方、言葉遣いなどのメールマナーにも注意が必要です。
下記内容は、参考にしたいお礼メールですので、ぜひ読んでみてくださいね。
件名:職場見学のお礼/◯◯高校 △△(名前)
株式会社〇〇
採用担当
△△様
お世話になっております。
本日、職場見学をさせていただきました◯◯高校の△△と申します。
本日はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。貴社の職場見学に参加し、直に仕事内容に触れる機会を得られたことを深く感謝しております。特に◯◯様のお話は、△△に携わりたい私にとって、とても興味深く、大変勉強になりました。
どうぞこれからもご指導くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
まずはメールにてお礼申し上げます。
―――――――――――――――――
〇〇高等学校
△△(名前)
―――――――――――――――――
職場見学に行く高校生が覚えておきたい身だしなみの基本
ここからは、職場見学に行く高校生が覚えておきたい身だしなみの基本を簡単に紹介します。具体的には下記項目をチェックしてみてください。
- 髪の毛がボサボサではないか
- ネクタイが曲がったり緩んだりしていないか
- スカートの丈が短くないか
- スラックスを腰で履いていないか
- 制服やスーツにシワがないか
- 靴が汚れていないか
- シャツにシワがないか
- 靴下はくるぶしより上の靴下か
上の項目は身だしなみを整える上での基本です。
より好印象を与えるための服装のポイントは、下記記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
https://magazine.u-story.jp/recruit/48/
職場見学で高校生がチェックしておきたいポイント
冒頭でも述べたように職場見学ではメモを取ることも重要なことのひとつです。
しかし、どんな内容をメモしておけばよいのか分からない方もいるのではないでしょうか。
ここからは、高校生が職場見学中にチェックしておきたいポイントを紹介します。
働く社員の様子
まずは、働く社員の様子を見ましょう。
その企業で働く社員が、和気あいあいとした雰囲気で、和やかに話しているのかどうかや、相談しやすいのかを確認しましょう。
チェックしておくことで、面接では社風に合わせたアピールをすることが可能です。
社内の職場環境
次に、社内の職場環境をチェックしましょう。
自分が集中して業務ができるかどうか、整理整頓されていて綺麗な会社なのかどうかというところです。
自分が健康的に働ける環境であるかをよくチェックしましょう。そうすることで、入社後のミスマッチを防ぐことができますよ。
入社後に行う仕事内容
自分が行う仕事内容が想像していたものか、そうではないのかをチェックしましょう。
これも職場環境を確認した時と同様に、入社後のミスマッチを防ぐ目的があります。
仕事内容を知ることで、より自己PRの内容や志望動機の内容に役立てることもできます。自分が行う仕事はどんなものなのか、メモしておきましょう。
職場見学で好印象なら選考で有利になることも!
職場見学で、「マナーや常識がある」と採用担当者から判断されれば、好印象につながります。
つまり、職場見学後にその企業に応募した際は、有利に働くことがあります。
また、職場見学を通して学んだことなどを面接でアピールできるため、他の応募者と差別化を測れます。
職場見学は、選考には関係ないとはいえ、採用担当者に好印象を与えるような振る舞い方を身につけておきましょう。
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