職場見学で聞いておくべき質問は?良い質問をする3つのポイントも解説【具体例つき】

就活をする高校生にとって、職場見学は企業や仕事を知る貴重な機会です。求人票からではわからない会社の雰囲気や、仕事の進め方などから働くイメージを作るチャンスでもあります。

ただ職場見学中に多くの人が悩むのが質問時間。多くの職場では「何か質問はありますか?」と聞いてくれますが、

「せっかくなら何か聞きたいけど、とっさに質問が浮かばない」

と実際に何を聞けばいいか難しいですよね。

今回はより職場の理解を深めることができる質問例を詳しく紹介します。この記事に書いてあることを聞けば間違いありません。ぜひ参考にしてみてくださいね。

また、職場見学のマナーや当日の流れ、お礼状について知りたい人は、以下の記事でまとめているのでそちらからどうぞ。


職場見学のマナーやポイントについては、U:studyの運営会社である株式会社TomoniSolutionsの山田が以下動画で解説しています!

元民放ラジオ局のアナウンサー・NHKキャスターとして働いていたことがあり、TomoniSolutionsではビジネスマナー講師を担当していますよ!

「そういえば、職場見学のマナーって分かってないかも…」

「どうしたら好印象を与えられるんだろう?」

上記のような方は、動画もあわせてチェックしてみてくださいね。

目次

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職場見学では必ず質問しよう

職場見学では「何か気になることがあれば聞いてください」と社員の方はきっと言ってくれるはず。このときに、質問しないのはもったいないです。

職場見学の質問には以下のようなメリットがあります。

  • 調べてもわからない情報を聞ける
  • 入社後のミスマッチを防げる
  • 意欲をアピールできる

特に求人やネット上の情報だけではわからない、会社の雰囲気・働き方を知ることができるのは一番大きなメリットです。本来入社してみないとわからないことを事前に知れるのは、ミスマッチを防ぐための対策にもなります。

職場見学は選考に直接関係ありませんが、しっかりと質問することは入社意欲をアピールでき好印象を持たれます。

職場見学で聞いておくべき質問例11選!

では実際にどんな質問をすればいいのでしょうか。

職場見学の質問では、その企業で働いている社員だからこそ話せる内容を聞けるのがポイントです。ここでは『企業編・仕事内容編・求める人物像編』に分けて合計11個の質問例を紹介していきます。

【企業編】質問例

職場見学で企業について質問することで、どれだけ興味を持っているかアピールすることができます。質問のコツは、説明された企業の情報を、さらに深ぼるような質問をすることです。

  • 会社の今後のビジョンを教えてください
  • 評価制度・昇進制度について教えて下さい
  • 入社前後でギャップを感じたことはありますか
  • 社内の雰囲気を教えて下さい

求人票には載っていなかった会社内の仕組みや、実際に働いている社員さんだからこそ感じる印象を聞くことができます。

職場見学を進める中で、より深く聞けそうなことを探してみましょう。

【仕事内容編】質問例

実際の仕事内容について聞くことは、入社後の働くイメージを深めることにつながります。

  • 入社後は、どんな仕事を担当しますか
  • 1日のスケジュールを教えて下さい
  • どんな時にやりがいを感じますか
  • 御社の〇〇が素晴らしいと思います。私も関わることができますか

以上のようなことを聞いておくと、入社前と後のギャップを減らすことができます。「こんな仕事だとは思わなかった」とならないように確認しておきましょう。

また実際の仕事内容に関する質問をすることで、仕事に前向きだと好印象を持ってもらえるかもしれませんね。

【求める人物像編】質問例

働く上で求められる人材の特徴を聞いておくこと、そもそも自分に合っているかや、面接でアピールすべきポイントが見えてきます。また、どんな人と一緒に働くことになるかも同時にわかりますよ。

  • 新入社員に期待するスキルや考え方はありますか
  • 成果を出せる人の共通点はありますか
  • 活躍するために、学生のうちに学んでおくべきことはありますか

以上のような質問をしてみましょう。

もしその職場に就職するつもりがなかったとしても、企業が高校新卒者に求めることに共通点はあるはずです。一般的な企業の考えとして聞いておくと、今後の就活に役立ちます。

良い質問をする3つのポイント

職場見学で担当してくれる社員さんは、どんな質問でも答えてくれるかと思います。とはいえ、わかりづらい質問や失礼な質問はすべきではありません。

良い質問をするために今から説明する3つのポイントに注意しましょう。

1.質問の意図をわかりやすくする

質問をするときは相手になぜその質問をしているのか伝わるようにしましょう。

質問を答える側も意図がわからないと答えにくい場合があります。もし望んだ解答が得られなかったときに、もう一度は聞きづらいですよね。

意図が伝わらない原因は、ほとんどが言い方の問題です。

  • 本当に聞きたいことをなかなか言わない
  • 一度に複数のことを聞く

以上のことには気をつけましょう。

『本当に聞きたいことをなかなか言わない』のは、質問の前置きが長いことです。「さっきの〇〇が、〇〇で、〇〇と思ったのですが……」といった話し方です。詳しく話すと伝わりやすいと考えがちですが、なるべく端的に質問しましょう。

また『一度に複数のことを聞く』と何と答えたら良いかわかりません。何回かに分けて聞くか、あらかじめ「◯個質問があります」と前置きをしておきましょう。

なるべく自分の中で整理して質問をすると、相手も答えやすいです。

2.調べればわかることは聞かない

職場見学内で既に説明を受けたことや、ホームページを見ればわかることを聞くのはNGです。調べればわかることはそもそも失礼なうえ、勉強不足と思われがちなので避けた方がいいでしょう。

ただし、既に聞いた内容や自分で調べた内容について、さらに詳しく聞いてみるのは問題ありません。

もし聞いて良いか心配ならば、「先ほどの〇〇についてもっと聞きたいのですが」「ホームページあった〇〇は」と質問をすると安心です。

3.給与や福利厚生など条件ばかり聞かない

給与や福利厚生といった条件面ばかり質問するのは避けましょう。

条件面は就活をする上で気になる情報です。しかし条件面ばかり聞きすぎると、仕事内容に興味はないのか?と悪い印象を持たれてしまいます。

仕事や職場についての質問とのバランスを考えて質問することがおすすめです。

まとめ

職場見学での質問は、求人票だけではわからない職場事情を知れる良い機会です。就職後の働くイメージができるよう、積極的に質問しましょう。

緊張することもあるでしょうが、事前に何を聞きたいか考えておき、相手の答えやすい聞き方ができればより親身に答えてくれるはずです。

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