【高卒向け】就職先の探し方|就活スケジュールやおすすめ業界も紹介
高校卒業後に就職しようと決めた場合、そもそもどんな会社を選べばよいのか迷ってしまいますよね。
「有名企業=良い企業」と考え、自分が知っている企業ばかり選んでしまうのは、就職先の良い選び方とはいえません。
「就職先はどうやって探せばいいの?」
「効率よく探す方法はある?」
「会社のどんなところを見ればいい?」
という疑問がある方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では高卒就職をしたい人が知っておきたい就職先の探し方を紹介していきます。
記事後半では、おすすめの業界や資格も解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
高卒就職するなら知っておきたい就職先の探し方
まずは、効率よく就職先を調べるためのおすすめの探し方を紹介します。
具体的には以下3点です。
- 高卒向けの求人サイトを利用する
- 所属する高校から紹介を受ける
- ハローワークの求人票から探す
それでは詳しく解説していきます。
高卒向けの求人サイトを利用する
高校生新卒として就職先を探す場合は、高卒向け求人サイトを活用しましょう。
これが一番手っ取り早く就職先を探せます。
なぜなら、高卒採用をしている企業しかその求人サイトに掲載されていないからです。
たとえば、高校生新卒の為の求人情報サイトU:storyでは、実際に取材や撮影を通し、求人票だけでは分からない企業の魅力を伝えています。WEBの文章のみならず、動画や冊子でも企業の社風や仕事内容が分かるので、高卒就職をするなら利用しておきたいサイトのひとつです。
新規会員登録をしておけば、無料の適性検査ができたり、企業からオファーメールが届いたりするので、就職活動に役立ちます。
ぜひ、以下ボタンからアクセスしてみてくださいね!
所属する高校から紹介を受ける
自分が所属している高校から企業紹介をしてもらう方法もあります。
例えば、毎年何名か入社している企業があれば、同じように進路指導を担当している先生から紹介してもらえる可能性が高いです。
とはいえ、1人1社制のルールがある高卒就職で、何も考えずにただ紹介をしてもらった会社に応募するのはよくありません。
紹介された企業が自分にあっているのかどうかよく考えてから、応募に進みましょう。就職先を選ぶポイントはこのあと解説するので、参考にしてみてください。
ハローワークの求人票から探す
7月1日以降であれば、ハローワークの求人票が学校に届いているはずなので、求人票を見ながら企業を探すこともできます。
求人票では仕事内容や給料、年間休日はどれくらいあるのかなど、働く上で必要な情報が詳しく書かれているため、よく読んでおきましょう。
内容を詳しく書いているとはいえ、求人票の見方が分からなければ、どの会社が自分にあっているのかが分かりにくいです。
以下ページでは、知らないと後悔する求人票の見方について解説しているので、こちらもあわせて読んでみてくださいね!
番外編:求人サイトに登録して探してみる
もっとたくさんの企業を知りたい場合は、求人サイトに登録して企業を探す方法があります。
メリットとしては、数ある求人票の中から探せなかった企業を見つけられることや、自分のやりたい仕事を見つけるきっかけになることです。
デメリットとしては、求人サイトで気になる企業を探し、高卒採用しているかしていないかを調べないといけない手間が増えることです。
求人サイトへの登録自体は無料で、精度の高い適性検査が受けられることもあるので、とりあえず名の知れた求人サイトに登録してみるのも就職活動に役立ちますよ。
高卒で就職先を探す時のポイント5選
ここからは就職先を探す時のポイントを紹介します。具体的には以下の5点です。
- 自分のやりたいことは何かを考える
- 自分のできることは何かを考える
- 適性検査をして向いてる仕事を探す
- 企業の情報を集める
- 仕事の条件は絞る
上記ポイントをおさえておくことで、自分にあった就職先が探しやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください!
自分のやりたいことは何かを考える
まずは、自分のやりたいことから仕事や会社を探してみましょう。
もしも自分がやりたい仕事やなりたい職種がすぐに出てこなければ、どんなお仕事であれば楽しく仕事ができそうかを考えてみてくださいね。
年間休日が120日の会社であれば、1年の2/3は仕事です。社会人になればプライベートの時間は少なくなり、週のほとんどは仕事の時間に変わります。そのため、自分のやりたい仕事に就けないと少し退屈に思ってしまうかもしれません。
自分のやりたい仕事ができれば、楽しく働くことができるため、仕事もプライベートも両立しやすくなりますよ!
自分のできることは何か考える
自分のやりたいことが思い浮かばない方は、自分ができることが何かを考えてみてください。
「やりたいこと」と「できること」は意味が異なります。
例えば、「人前に立つことが得意だからYouTuberになりたい」と思ったとしても、方向性も決まっていなく、まだアカウントもない、収益化も程遠い。こんな状態では、仕事として難しいですよね。
しかし、人前に立つことが得意という特徴を活かして、「営業職」として働くことができれば、その会社ですぐに活躍できるかもしれません。
まずは自分の得意なことや長所を考え、自分に何ができるのか自己分析をしていきましょう。
適性検査をして向いてる仕事を探す
自己分析をする時には、ぜひ適性検査ツールを活用しましょう。
客観的な視点で自分を見つめ直す機会となり、自分では気がつかなかった長所や短所が見えることもあります。
適性検査を通して、自分に向いてる仕事を探すこともできるため、無料でできる適性検査ツールを使ってみてください。
ちなみに、U:storyでは新規会員登録をした方は無料で適性検査を受けられます!
適性検査結果に応じて、U:storyに掲載している企業からオファーメールが送られることもあるので、ぜひ登録してみてくださいね!
企業の情報を集める
自分にピッタリな企業を見つけたら、求人票や求人サイトから気になる企業の情報を集めましょう。
実際にGoogleで会社名を検索してみて、ホームページや評判をチェックしてみてください。
学校に届く求人票は文字だけの紙なので、会社の雰囲気や働く先輩社員の様子が見えづらいものです。
できれば、気になる企業が掲載されている高卒向けの求人サイトに登録し、写真や動画なども見ておくと、より企業への理解度が増しますよ!
仕事の条件は絞る
最後に、仕事の条件を絞ることをおすすめします。
例えば、「高収入で月収30万円以上」「年間休日130日」「リモートワークOK」この3つの条件で働けるところがいいと思って探しても、なかなか見つからないのが現状です。
そのため、条件はどれかひとつに絞って考えると、自分に合った会社を見つけやすくなります。
もしくは、条件を緩和させて、「最低でも月収20万円以上」「土日休み」などにし、企業を探してみるのもおすすめです!
高卒の就職先におすすめの業界
ここからは高卒の就職先におすすめの業界をいくつか紹介していきます。
具体的には以下4つです。
- IT業界
- 介護業界
- 建設業界
- 飲食業界
それでは順番に解説していきます。
IT業界
IT業界と聞くと難しそうという印象がありますが、難しいとは一概に言えません。
プログラマーだけではなく、WEBライターやWEBデザイナーなどさまざまな職種が存在し、未経験でも募集している会社はあります。
独学でHTMLやCSSなどのプログラミング原稿を勉強していたり、ホームページやブログを作った経験があれば優遇されることがあります。
学歴というよりも、成果物やスキルでの勝負なので、普段からITに興味を持って自分でWEBに関わる何かに取り組んでいる方におすすめの業界です。
介護業界
介護業界は慢性的な人手不足と業界内での高齢化が進んでいます。
そのため、若手人材を必要としている会社が多いといえます。
資格がなければできない仕事というイメージもありますが、実際はそうではありません。無資格から入社し、資格の勉強と両立しながら働くこともできます。
仕事をしながら国家資格が取得できるということが介護業界の大きな特徴でもあります。
資格を取得できれば、担当業務の幅が広がり、資格手当として収入UPが期待できますよ。
建設業界
モノづくりが好きな方や、運動部に所属していて体力に自信がある方におすすめなのが建設業界。
入社直後は見習いから始まり、雑務を任されることも多いですが、焦らず仕事を覚え、経験を積んだり、資格を取得したりすることで、着実にキャリアアップができます。
体力仕事なのでハードに感じてしまいがちですが、その分給与が高い傾向があります。
長期的に働くことで手に職をつけられるので、独り立ちしてフリーランス大工として働くこともできるでしょう。
飲食業界
居酒屋やレストランなどの飲食業界は、卒業後に就職をしたい高校生から人気の業界でもあります。
キッチンスタッフとして働く場合は、料理の腕前はもちろんですが、お客様や他の社員とのコミュニケーションスキル、人柄も重要です。ホールスタッフであれば、人と接することが好きな方にはかなり向いています。
料理のスキルを磨いたり、経験を積んだりしながら、店舗経営を学ぶことができれば、将来的に自分のお店を出すことも可能です。
独立支援や開業サポートをしてくれる会社もあるほどなので、将来的には自分のお店を持ちたいと考えている方にも、おすすめの業界といえます。
おすすめの業界だけではなく、おすすめの職種も知りたいという方は以下の記事を読んでみてくださいね!
高校生が就職活動をする時のスケジュール
ここからは高校生が就職活動をするときのスケジュールについて紹介します。
具体的には以下のようなスケジュールです。
すでに求人票は公開され、すでに求人票が届いている学校がほとんどでしょう。
文字だけの求人票を眺めながら自分に合った企業を探すことは困難に近いものです。まずは、自己分析をすることから始めてみてください。
これまでの人生をさかのぼり、自分を知ることで、将来どんな仕事がしたいのかや自分はどんな性格なのかが見えてきます。
その後、気になる企業を探し、応募前職場見学に参加しましょう。より企業を知り、応募前から採用担当者に好印象を与えられるチャンスです。
高校生の就活スケジュールについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください!
高卒就職でおすすめの資格3選
最後に、高卒就職をするときに有利になるおすすめの資格を紹介します。
具体的には以下の3つです。
- 日商簿記検定
- ITパスポート試験
- 普通自動車運転免許
順番に解説していきます。
日商簿記検定
簿記の資格があれば、ほとんどの企業の経理業務に活かせます。すべての企業でお金を扱うため、事務職になりたい方におすすめの資格です。
民間企業は営利団体なので、必ずお金のやりとりがあります。日商簿記検定を持っていると、お金の流れを細かく把握できます。
日商簿記検定は1〜3級まであり、それぞれのレベルは以下の通りです。
3級:商店や小規模企業などの経理を担当できる
2級:中小企業〜大企業までの、財政状態と経営成績が財務諸表から理解できる
1級:たくさんの企業の経営分析ができ、知識を用いて、コンサルティング業務に活かせる
高卒時点では2級まで取得できると、就職が有利になりやすいです。
ITパスポート試験
ITパスポートは、ITに関する基礎基本を習得しているとみなされる資格です。
一見PC作業が必要ない職種でも、実は業務管理でITを活用していたりします。
さまざまな職種に活かせる資格のため、IT企業への就職だけではなく、事務職などにおいても重宝される資格といえます。
ITパスポートの試験内容は以下の3つに分かれています。
ストラテジ(経営戦略やマーケティング)
マネジメント(システムやソフトウェアの管理)
テクノロジ(セキリュティ、ネットワーク、データベースなどのIT技術)
高校に通いながら独学で勉強を進めることもできるので、受験資格は特にありません。
普通自動車運転免許
職種によっては、普通自動車運転免許があることが応募条件になっている場合もあります。
運送業のドライバーだけではなく、営業職や建設業においても普通自動車運転免許の資格取得が求められます。
仕事で車を使う場合は、可能な限り「AT限定」ではなく、マニュアルの普通自動車運転免許を取得するほうが安心です。今も尚、社用車がマニュアルであることも多く、AT限定では運転できないことがあるからです。
資格取得にかかる期間は、人それぞれですが、早くて1ヶ月程度、遅くて3ヶ月、場合によっては半年以上もかかってしまうことがあります。
長期間にわたり自動車学校に通うのは、体力的にも精神的にも大変なので、短期的に通い詰めて自動車学校を卒業するのがおすすめです。
ちなみに、自宅から通うのではなく、運転免許合宿に参加し、2週間程度で資格取得をする方法もあります。友達と一緒に通うこともでき、参加する地域も選べます。場所によっては、シアタールームやプールがあるホテルに泊まれます!
合宿免許に興味がある方は、ぜひ以下ボタンからアクセスしてみてくださいね。
まとめ
ここまで、高卒向けの就職先の探し方を紹介してきました。
具体的に就職先を探す方法は、以下の3つです。
- 高卒向けの求人サイトを利用する
- 所属する高校から紹介を受ける
- ハローワークの求人票から探す
これらを利用し、自分にピッタリな会社を探してみましょう。
自分に合った就職先を探すポイントは以下5つです。
- 自分のやりたいことは何かを考える
- 自分のできることは何かを考える
- 適性検査をして向いてる仕事を探す
- 企業の情報を集める
- 仕事の条件は絞る
自分がどんな仕事がしたいかが明確ではない場合、まずは自己分析から始めてみましょう!
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