高卒就職面接の志望動機の回答ポイント【現役採用担当者が解説!】

面接で必ず聞かれる志望動機。

初めての就職活動で、何を答えれば好印象につながるのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

たくさんの企業がある中で、なぜその会社を志望しているのかを伝えることは難しいものです。

そこで、今回は現役面接官監修のもと、好印象を与える志望動機について解説していきます。

また、正しく伝えるためのポイントや例文集、NG例も紹介します。本記事の内容を参考にしながら、志望動機を考えてみてくださいね。

目次

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高卒就職面接で好印象な志望動機とは?【現役面接官が解説!】

【現役面接官が解説!】高卒の就職面接で好印象な志望動機とは?

まずは、現役面接官が思う好印象な志望動機にするためのポイントを紹介します。具体的には下記3点です

  1. 入社したいという気持ちが強い志望動機
  2. しっかりと企業を調べているのが分かる志望動機
  3. なぜ当社を志望するのかが分かる志望動機

どこの会社にでも言えるような内容では、面接官に響くことはありません。

好印象を与える志望動機のポイントを知り、オリジナルの内容を作りましょう。

入社したいという気持ちが強い志望動機

1つ目のポイントは、入社意欲を伝えることです。これまでの経験をもとに、仕事に対するモチベーションや経験を活かしたいという意欲を伝えられれば、面接官に響きやすくなります。

また、「〇〇な経験を活かし、▲▲部で、□□なことがしたい」と具体的にアピールできれば更に好印象です。

経験談を交えるためには、自分を知ることが重要です。過去の経験を整理し、応募企業の志望動機に活かせる内容を見つけましょう。

自己分析のやり方を知りたい方は下記記事を読みながら、実際にやってみましょう!

https://magazine.u-story.jp/recruit/258/

しっかり企業を調べているのが分かる志望動機

2つ目のポイントは、企業を徹底的に調べることです。俗に言う「企業研究」です。調べた内容を志望動機に盛り込むと、より面接官からの高評価を得られます。

「この人は、こんなところまで、調べてくれたんだ」という印象を与えられるため、志望度の高さをアピールできますよ。

また、応募する企業だけを調べるのではなく、ライバル企業や業界などの情報収集しておくと、さらに内容の濃い志望動機が作れます

企業研究の方法やどうすれば効率よく企業を調べられるのかを知りたい方は、下記の記事も読んでみてくださいね。

https://magazine.u-story.jp/work/65/

なぜ当社を志望するのかが分かる志望動機

最後のポイントは、他社との差別化です

「なぜこの会社を志望しているのか」「どうして他社ではなく、この会社なのか」が伝われば、面接官からの評価がグッと上がります。

2つ目のポイントと同様に、企業を細かく調べておくことや、応募企業が属している業界について調べると話しやすいです。

ここまで紹介した3つのポイントを参考にして、魅力的な志望動機を考えてみてくださいね。

高卒の就職面接でNGな志望動機3選

高卒の就職面接でNGな志望動機3選

「お金がよくて、残業も少なそうだから…」と素直に回答するのは、もちろんNG。

ここでは、この回答例以外によくあるNGな志望動機を3つ紹介します。具体的には、下記3点のNG例です。

  1. よくあるテンプレートのような文章を使う
  2. 抽象的な志望動機
  3. なぜ志望しているのかが分かりづらい

志望動機のNG1.よくあるテンプレートのような文章を使う

適当に調べて、でてきた志望動機のテンプレートを少し変えて面接で使うのはNGです

案外面接官は、「この人の回答、テンプレートだな…」というのを見抜きます。

そのほかの質問に上手に答えられても、自分の言葉で答えていない志望動機では、内定に遠のくばかりです。

テンプレートがあったとしても、あくまで文章の構成などを参考にし、言葉は自分の経験や調べた事実を選びましょう

文章を丸暗記して答えたり、テンプレートで答えたりという方は意外と多いです。

面接経験をすればするほど、テンプレを見抜くことは容易なので、しっかりと自分の言葉で答えましょう。

志望動機のNG2.抽象的な志望動機

志望動機は具体性が重要です

内容の薄い抽象的な志望動機では、「この人は、どこでもいいんじゃないかな?」という印象を与え、採用したいと思わせられません。

また、抽象的な内容は、どこの会社でも言える、差別化のされていない志望動機になりやすいです。

具体的な内容にするためには、上述したように「自己分析」と「企業研究」が重要です。

もう一度、過去を振り返ったり、企業を調べたりして、内容の濃い志望動機にしていきましょう。

志望動機のNG3.なぜ志望しているのかが分かりづらい

「人のためになるような仕事がしたい」「営業として活躍したい」などの言葉だけでは、志望動機として成り立ちません。

人のためになるような仕事がしたいからどうなのか、どんな経験を活かして、その会社の営業として活躍したいのかなど、「なぜ当社なのか」を伝えましょう。

志望動機だけに言えることではないですが、回答内容が薄ければ、「この人、面接の準備していないのかな…?」という印象を与えます。

いきなり面接に臨むのではなく、事前にしっかりと準備しておきましょう。

高卒就職の面接で志望動機を回答するときのポイント

魅力的な志望動機にするためには、下記3つのポイントを意識しましょう。

  1. 結論から先に伝える
  2. 具体例を交えながら伝える
  3. 入社後のビジョンや意欲を伝える

具体的な内容で、分かりやすく面接官に伝えられることができれば、好印象に繋がります。

ここから紹介するポイントを抑えて、志望動機を作っていきましょう。

志望動機のポイント1.結論から先に伝える

まずは、面接官の質問に対する回答の結論から伝えましょう。その後に、理由を述べると面接官に伝わりやすいです。

シンプルで分かりやすいことはもちろん、経緯や理由を述べているため、説得力が増します。

また、結論→理由というように順序立てて話せるため、「この人は、しっかりコミュニケーションが取れそうだな」という印象を与えます。

志望動機だけに言えることだけではなく、自己PRを回答する時などでも、結論から伝えることを意識しましょう

志望動機のポイント2.具体例を交えながら伝える

次に、自分の経験をもとに、具体例を交えながら志望動機を伝えましょう

「〇〇な経験から、▲▲なことがしたい」「飲食店でのアルバイト経験を活かして、ゆくゆくは店長として活躍したい」などと、具体的に伝えられれば、更に説得力が増します。

また、具体例を交えることで、自分にしかないオリジナルの志望動機を作れます

テンプレートと思われないためのひとつのポイントになり、面接官からの評価が高まりますよ。

志望動機のポイント3.入社後のビジョンや意欲を伝える

志望動機の最後に、入社後のビジョンや意欲を盛り込むと、面接官の印象に残りやすくなります。

応募した企業が今後、力を入れたい事業に絡めて、アピールしましょう。

企業が目指す方向性と、今後の自分のキャリアやビジョンの方向性がマッチしていることを伝えられれば、「入社後に、期待できそうだな」という印象を与えます。

ここまで紹介したポイント3つを参考にしながら、魅力的な志望動機を作成し、面接官に好印象を与えましょう!

高卒の就職面接で参考にしたい志望動機の例文3選

最後に、面接で参考にしたい志望動機の例文をみていきましょう。

メインで伝える志望動機を3パターンに分けて紹介します。自分の志望動機と照らし合わせながら、魅力的な文になっているかどうかをチェックしてみてください。

志望動機の例文1.叶えたいことを交える

自己分析がしっかりできていれば、叶えたいことをメインにした志望動機を作れます。

「この夢を叶えたいから志望した」というのは、説得力のある志望動機になるため、自己分析の時には将来の夢も考えましょう。

例文

御社でなら、自動車整備士と接客の両方が経験できると思い志望します。私は自動車整備士の仕事に興味があり、企業情報を集めていたところ、御社のホームページにたどりつきました。そこで、御社では、自動車整備士が直接、お客様に説明したり、メンテナンス部分を見せたりしていることを知りました。ファミレスでアルバイトをしている私にとって、接客の楽しさを感じていたところでした。御社でなら、整備の仕事だけではなく、接客の仕事にも関われるのではないかと思い、志望しました。

志望動機の例文2.企業への熱意を交える

徹底的な企業研究をしたことをアピールすれば、企業への熱意が伝わりやすいです。

また、将来の夢も交えて話すことで、より志望度が増します。できる限り応募企業の情報をよく調べ、志望動機に盛り込みましょう。

例文

私が御社を志望する理由は、業界唯一であるロケットの打ち上げに取り組んでいることに興味をもったからです。企業分析を続けていく中で御社を発見し、御社のロケット打ち上げ実験についてのニュースを拝見しました。遠い将来実現したいことではなく、本気で、宇宙観測を事業化しようとしているのは、私が調べた限り御社だけです。私の夢であった宇宙に関する仕事ができるチャンスと思い御社を志望します。

志望動機の例文3.今までの経験を交える

これまでで、どんなことに関わり、どんなことを経験したのかや、経験を仕事にどう活かせそうかを伝え、アピールする志望動機です。

これまでの経験をメインに伝えられるだけでなく、仕事に対する意欲も伝えられますよ。

例文

私は地元の地域に住む方々の食卓や生活を便利で豊かにしたいと思い志望します。なぜなら、品揃えの豊富さとリーズナブルな価格設定なことを身を持って理解できたからです。地元を離れて高校に進学したため、寮生活を経験しました。その際、地域のスーパーで品揃えの少なさや価格の高さから、思うような買い物ができなかった経験があります。この経験を通じ、地域の方に喜ばれる商品仕入れや開発を行うなど、より豊かになるように貢献したいと思っています。

高卒の就職面接で志望動機をしっかり伝えるためには事前準備が大切!

好印象を与えるためには、自己分析や企業研究などの事前準備が大切です。

いきなり志望動機を考えようと思っても、スムーズに考えられないため、まずは過去を振り返ったり、企業についてインターネットで調べたりすることから始めましょう。

自己分析の方法は下記記事を読んでみてください。

志望動機の回答だけではなく、自己PRの回答や長所短所の回答にも役に立つことなので、ぜひ参考にしながら、面接対策をしてみてくださいね。

https://magazine.u-story.jp/recruit/52/

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